薔薇と卓上鏡ある秋晴れの午後、片田舎の部屋の片隅で、 誰のためでもなくテーブルの上に飾られた 一輪挿しの薔薇と卓上鏡のある風景を描きました。 次の日にはそんな景色があったことなんて忘れているような、 ささやかすぎる日常かもしれない。...
『ato』アートワークにむけて音源を聴きながら、深夜2時に筆をとった。 本がめくれる音と電車の音。 控えめなピアノとアコースティックギター。 紡ぐように歌う声が、 まだ一度しか会ったことのなかった彼と私の、 見ている世界が似ていることを物語っていた。 私も同じ夜を生きていることを絵にして伝えようと思った。
あおい18傘は雨の日にさすものであるとか、地球は青いだとか、 日本人の瞳の色は黒や茶色であるとか、 そういう世間一般に広まっている常識を覆してみたい。 色とりどりの傘が晴れの日も街中に溢れれば、 世界は更に色付くだろうし、 そんな世界なら地球はもっとたくさんの色を宇宙に魅せつけるだろ...