薔薇と卓上鏡
- ウエマツアイカ
- 2020年2月9日
- 読了時間: 1分
ある秋晴れの午後、片田舎の部屋の片隅で、
誰のためでもなくテーブルの上に飾られた
一輪挿しの薔薇と卓上鏡のある風景を描きました。
次の日にはそんな景色があったことなんて忘れているような、
ささやかすぎる日常かもしれない。
でもその瞬間、世界のどこよりも輝いて見えた世界が私にはあります。
手にとってくれたどこかの誰かにも、
ほかの誰にも見せることのできない自分だけの色や光があるはず。
そんな愛すべき日常に、ひっそりとまざっていけますように。
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