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『ato』アートワークにむけて



音源を聴きながら、深夜2時に筆をとった。

本がめくれる音と電車の音。

控えめなピアノとアコースティックギター。

紡ぐように歌う声が、

まだ一度しか会ったことのなかった彼と私の、

見ている世界が似ていることを物語っていた。


私も同じ夜を生きていることを絵にして伝えようと思った。

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